10代の仲間たちと自宅でロックフェス!アースデーに贈る、10代が未来を考える特別番組 JFN EARTH DAY SPECIAL PROGRAM『SCHOOL OF LOCK! presents STAY HOME ROCK FES.』
JFN38局では、毎年4月22日のアースデーに特別番組をお届けしています。そして今回はこの特別番組を、SCHOOL OF LOCK!が担当させていただきました。それが、JFN EARTH DAY SPECIAL PROGRAM 『SCHOOL OF LOCK! presents STAY HOME ROCK FES.』です。
まず企画するにあたって、ある数字に着目しました。「国や社会を変えられると思う」と回答した割合が18.3%。この数字は、調査した先進9ヵ国の中でも最低の数値です(2019年の18歳意識調査による)。日本の18歳は、『社会を変えられる』と全く思っていないのです。
そこで、コロナ禍の10代ミュージシャンが鳴らす「希望の音」と、「将来の夢」を集めて『世界は変えられるんだ』というメッセージを発信したいと思いました。フィリピンの刑務所を取材した経験のあるRN(ラジオネーム):ろうそくさんには、「誰も置き去りにしない社会をつくります!」と、未来の夢を教えてもらい、スラム街で見た“せざるを得ない売春”によって広がっているHIV感染に苦しむ女の子達を減らしたいというRN:バンビーさんには、「環境や家計に左右されない当たり前の日常を広げていきたい」という話を聞かせてもらいました。
番組には、『SCHOOL OF LOCK!』が贈る10代の音楽フェス『未確認フェスティバル2019』のグランプリバンド・SULLIVAN’s FUN CLUBや高校生シンガーソングライター・崎山蒼志、他、インナージャーニー、ひかりのなかに、さなり、秋山璃月、諭吉佳作/men、Karin、クジラ夜の街がそれぞれの自宅からリモート出演、そんな素敵な10代アーティストから届いた宅録音源が放送に魂を吹き込んでくれました。アースデイの夜に、一人でも多くの若者が、「世界は自分次第で変えられるのかもしれない」と、SDGsの本質を感じてくれたとしたら本望です。
(TOKYO FM 制作部 堀内 宣典)