楽天カードpresents FM FESTIVAL 2020『MUSIC CHRONICLE ~竹内まりやと辿る音楽の50年』
「楽天カードpresents FM FESTIVAL 2020 『MUSIC CHRONICLE ~竹内まりやと辿る音楽の50年』」では、3時間にわたり、竹内まりやが聴いてきた音楽、作ってきた音楽と、FMラジオをリンクさせながら、クロニクル(年代記、編年史的)形式でこの50年間を紐解いていきました。
タイトル:楽天カードpresents FM FESTIVAL 2020『MUSIC CHRONICLE ~竹内まりやと辿る音楽の50』
放送日時:2020年11月3日(火・祝) 16:00~19:00放送
放送局:JFN38局ネット出演:竹内まりや、山下達郎、坂上みき
提供:楽天カード
「こんにちは、竹内まりやです。みなさん、いかがお過ごしですか。今は民放FMラジオが開局して50周年というアニバーサリー・イヤー」
そんなモノローグで番組は始まりました。
半世紀という時間軸と、全国38局という空間軸を、3時間に凝縮するには?そんな問いから番組の構想を始め、その要に、I Love Radioを唱える竹内まりやさんを選出。
まりやさんの歌声は人々の機微を描き出し、時に元気を、時に寄り添う力を与えてくれます。各局のご協力のもと、リスナーから”わたしだけのまりやな1曲”を募集。4,300通もの熱き思いが寄せられました。
本編では、先導役として坂上みきさんを据え、若き日に親しんだ洋楽の話、世界中で数多のカヴァーを産んだ「プラスティック・ラヴ」、さらには大滝詠一、筒美京平、服部克久諸氏らとの刺激的かつ心温まる交流録が語られました。
様々な音楽を吸収し、そこからオリジナルなまりやチューンが産まれるという試作行為は、ラジオが黎明期からリスナーの反響に応えつつ、ステーションとしての個性を熟成させていく営みと、どこか通ずるのでは…と、番組を作りながら感じる瞬間がありました。
ラストは『サンディ・ソングブック』でお馴染みの山下達郎さんが登場。40年ぶりに日の目を見たまりやさんの81年の貴重なライヴ音源を挟み、いつもとはちょっと趣を変えた夫婦放談が展開。
達郎さんから「radiko、タイムフリーで聴かれる機会は広がっている。コンテンツの充実を計っていけば、ラジオはまだまだ可能性がある」との助言が…。そして「人生の扉」に乗せて、まりやさんは「今年はラジオの力を再認識した年、いずれ出口が見えると希望を忘れずに…。そのために歌い続けていきたいと思います」と結びました。
力強い言葉にラジオへの新たなヒントが与えられた気がします。
(更に「AuDee」では、アフタートークをひと月限定で配信しました)。
TOKYO FM制作部プロデューサー 兼
JFNC制作部エグゼクティブプロデューサー 長利 清之